世界の日本人ジョーク集

kmQsan2006-06-10

「世界の日本人ジョーク集」早坂隆著(中公新書)から内容の一部をご紹介します。

○幸福論
「人生における最高の生活とは?」
アメリカで給料をもらい、イギリスの家に住み、中国人のコックを雇い、日本人を妻にすることさ」
「では、最低の生活とは?」
「中国でで給料をもらい、日本の家に住み、イギリス人のコックを雇い、アメリカ人を妻にすることさ」

○到着時間
ある時、世界的な音楽コンクールが行われた。
開始1時間前にドイツ人と日本人が到着した。
30分前、ユダヤ人が到着した。
10分前、イギリス人が到着した。
開始時刻ピッタリにアメリカ人が間に合った。
5分遅刻して、フランス人が到着した。
15分遅刻して、イタリア人が到着した。
30分以上経ってから、スペイン人がようやく現れた。
ポルトガル人がいつ来るのかは、誰も知らない。

○ジョークと日本人
日本人は、一つのジョークで三度も笑う。
1.ジョークを聞いた時。
2.そのオチの意味を教えてもらった時。
3.家に帰って、オチの意味が理解できた時。

○完璧な人間
完璧な人間とは、以下のような人物のことである。
イギリス人のように料理し、フランス人のように運転し、イタリア人のように冷静で、日本人のようにユーモアがあり、スペイン人のように謙虚で、ポルトガル人のように勤勉で、ベルギー人のように役に立ち、オランダ人のように気前がよく、韓国人のように忍耐強く、インド人のように上品で、ロシア人のように酒を飲まず、トルコ人のように計画性があり、イラク人のように温厚で、ルクセンブルク人のように存在感がある人のことである。

○レストランにて
ドイツ人と日本人とイタリア人が一緒に食事に行った。食後、三人はそれぞれこう考えていた。
ドイツ人は、割り勘にするといくらか考えていた。
日本人は、三人分払うといくらか考えていた。
イタリア人は、おごってくれた人になんとお礼を言うか考えていた。

無人島にて
ある時、大型客船が沈没し、それぞれ男二人と女一人という組合せで、各国の人々が無人島へと流れ着いた。それから、その島ではいったい何が起こっただろうか?
イタリア人・・男二人が女をめぐって争い続けた。
ドイツ人・・・女は男の一人と結婚し、もう一人の男が戸籍係を努めた。
フランス人・・女は男の一人と結婚し、もう一人の男と浮気した。
アメリカ人・・女は男の一人と結婚して子供も生まれたが、その後に離婚し、親権を争うためにもう一人の男に弁護士役を頼んだ。
オランダ人・・男二人はゲイであり、結婚してしまった。女は無視された。
日本人・・・・男二人は、女をどう扱ったらよいかトウキョウの本社に携帯電話で聞いた。
ブラジル人・・三人で楽しそうにカーニバルを始め、飽きることなく踊り続けた。
ロシア人・・・女は愛していない方の男と結婚し、三人で果てしなく嘆き悲しんだ。